『戦後レジューム』も本当に終わったのかなあ?
なんのこと?
ブルードラゴン、見た? 『ナイトマスター』の回? あれでピンときたんだ。
アニメだろ? 何いってるの?
そこが凡人の悲しいところだよ。
『アニメ=くだらない』という思考回路を持つことが正しいと思ってるんだろうね。
『【クレヨンしんちゃん】の映画見て泣けないようなやつは、卒業させないぞ。』って言う、有名デザイナーもいるんだよ。
わかったよ、聞いてやるよ。
ありがとう。
実は有名な『ガンダム』くらいまで、『敵役;かたきやく』はどう考えても、第二次大戦中の枢軸国、同盟国軍を彷彿させる設定になってるんだ。
そう言われればね。
ところが、『ブルードラゴン』は違うんだよ。
前提として言っとくけど、敵役の国名は『グランキングダム(Grand Kingdom):巨大王国』なんだ。
憶えといてね。
はい、はい。
『ナイトマスター』の話だけど、主人公一行は『ジブラル国』に行くんだ。
その理由はともかく、『ジブラル』から何を連想する?
ジブラルタル海峡。
実は、スペイン南部イベリア半島の先端に『ジブラルタル』という都市があるんだ。
ここはスペイン領ではなく、1713年以来『イギリス』の直轄植民地なんだ。
へー。
で、題名の『ナイトマスター』だけど、まあ『Knight Master』だろうけどね。
『騎士の親方』てところかな、尊敬される存在らしいけど、名前が『コンラッド』っていうんだ。
20世紀初めに亡くなってるけど、同名の『コンラッド:Joseph Conrad』というイギリスの小説家(海洋文学、長編政治小説)がいるんだ。
それで?
主人公一行を率いているのが、『ゾラ』という謎の女性なんだけど、わかる?
『エミール・ゾラ:Emile Zola』、フランスの女流小説家、ってことでしょう?
正解です。
こういう名前設定から考えると、『ジブラル』って『イギリス』っぽい国に、『ゾラ』っていう『フランス』っぽい一行が居るわけ。
拡大解釈すれば、『ヨーロッパ』をイメージしてるのかな?
なるほど。
その国に敵役の部隊が海から攻撃してくるんだけど、『第7艦隊』に所属してるんだって。
これは、『アメリカ太平洋艦隊』を彷彿させない?
そうだね。
その指揮官は『ドラグノフ』という名前なんだけど、『エフゲニー・F・ドラグノフ』という名前の人が実在したんだ。
今度は、何屋さん?
1958年に銃器デザインコンテストで優勝した、ソ連(現ロシア)の銃器デザイナーなんだ。
その業界では、『ドラグノフ狙撃銃』というのは相当有名らしいよ。
そうすると、アメリカの艦隊をソ連の指揮官が率いてる訳ね。
だから国名が、『グランキングダム』じゃないの?
両方合わせりゃ、壮大な国家だね。
もっと凄いのが、その司令官の発言なんだ。
船の先端で指揮をしてるので、部下が『危険だからブリッジに入ってほしい』って言うんだよ。
それを聞いて、『おれに当たる弾はない』って言うんだ。
それがどうかしたの?
朝鮮戦争の時、指揮官のマッカーサーが最前線を視察した時の話というのがあるんだけど、良く似てるんだ。
部下に『危ないですから下がってください。』と言われた時の答えが、『おれに当たるような兵器はまだ作られていない。』という主旨のものなんだ。
そうなの?
その攻撃も 艦砲射撃+特殊兵器で十分防壁を破壊してから、『上陸用舟艇』で乗り込んでくるんだ。
その上陸部隊に対する『ジブラル』軍の応戦は、剣での一斉切り込みだよ。
第二次大戦下に日本軍が行った、『バンザイ突撃』という玉砕戦法みたいでね。
やっぱり、映画『硫黄島』の影響は大きいのかな?
さあ、どうかな?
まあ、いいや。
では、現時点の推測では最後になるけど『グランキングダム』の王様(?)についてご説明します。
キャラ的には、『ドラゴンボールの神様』風なんだけど、名前が『ネネ』なんだ。
いきなりここで『太閤記』になるの?
その推測はさすがに難しいので、別の角度から検討しました。
『ね』は五十音順で、24番目の文字なんだよ。
アルファベットで、24番目の文字は『X』。
『ネネ』だと、『XX』になるわけ。
『実は女の人ですよ』が、オチなの? 『使徒XX』もあるけど、どうもねえ?
そこで『NENE』にしてアルファベットの文字順を考えると、『14・5・14・5』になる。
また五十音順に戻すと『せおせお』。
『瀬尾』さんという日本人が、陰で操ってるわけ? 変だね。
そこで、これをローマ字にすると『SE O SE O』。
『SEO』だけ取り出すと、『Senior Executive Officer;先任将校』、『Search Engine Optimization;検索エンジン最適化』とかだけど、これもねえ。
だめだな。
気を取り直して、ひらがなに戻り『せお』を旧仮名遣いとすると、『しょう』にしても良さそうなんだ。
そうすると、『しょうしょう=少将』になるのでこの辺かな?
軍隊の階級で呼ばれてる訳ね。
『ネネ』は王になってるけど、『軍を指揮してクーデターを起こした張本人』ってことにすれば、悪そうなイメージも出るでしょ。
実際の階級じゃなさそうだけど、『大佐』と呼ばれてる人もいるじゃない。
『少佐』は『攻殻機動隊』の主人公だし。
よく妄想したもんだね。感心するよ。
まあ、『ネネ』さんはともかく、敵役の設定が今までと違うのはわかったでしょ。
主人公は『シュウ』というんだけど、名前だろうから日本人くさいし。
同年代と思われる仲間の名前は、『ジーロ』というんだけど、これは『イタリア』。
『ジーロ;giro』で調べるとわかるよ。
じゃあ、ドイツは?
ドイツは、『どいつだ』でしょうか? 失礼しました。
最初、『キャスパル兄さん』こと『シャア』を彷彿させる『ゼネラル・ロギ;ロギ将軍』
かなと思ったんだけど、『ロギ』は北欧神話に出てくる巨人らしいんで残念でした、と。
部下の名字が『グスタフ』、現スウェーデン国王と同姓だから信憑性もあるし。
なにが、『信憑性』だよ。
現時点では、該当するキャラがないねえ。ここは、『戦後レジーム』かな?
今後の展開に期待ってことね。
ちなみに、最初から一行に参加している女の子は『クルック』ていうんだけど、これはフィンランド語で『きゅうり』のことらしい。
やっぱり、『北欧』は仲間だというための布石だろうね。
へえ。
あと、主人公の『シュウ』を慕う『ブーケ』という女の子キャラがいるんだけど、これはフランス語だから。
『ゾラ』とともに、『フランス』の存在を補強することになるね。
そうすると、『日本+ヨーロッパ』が、敵役の『アメリカ+ロシア』と戦う訳ね。
そうだね。
そして敵方と思われている、『ロギ』が寝返ることで『欧州統一』が実現するんだ。
すごいだろう。
そりゃ、すごいや。
その物語が、マイクロソフト『Xbox360』のゲームというところもクールでしょ。


